なるべくなら、欲しい物が安く買えたら嬉しいですよね。
欲しい物を安く買うなら、中古品を選ぶのが1番手っ取り早くてわかりやすいと思います。
しかし、中古品は新品にはないトラブルに遭遇してしまう可能性もあって、安い代わりにリスクが有るのも事実です。
中古屋(ハードオフ)で店員をしていたときに、中古品になると新品とのパフォーマンスの差が大きくなってしまうものなどをたくさん見てきたので、僕が考える中古で買うのをオススメしないものを紹介していきます。
生活家電類
電子レンジや炊飯器、空気清浄機などの生活家電類を中古で買うのはオススメできません。
基本的に生活家電の耐用年数は7年が目安です。中古屋さんでは製造から7年以内のものなら買い取るケースが多いですが、その場合次のオーナーの手に渡ったときに使える年数は数年ほどになってしまいます。
また、生活家電はほぼ毎日フル稼働で動かすものなので、その分消耗も激しくなります。前のオーナーの生活の仕方によって消耗の差が出やすく(喫煙者と非喫煙者の家の空気清浄機を想像してもらえばわかりやすいかも)、同じ日数稼働したものでもコンディションはまちまちです。
それなら、アイリスオーヤマなどの安めの家電を新品で買ったほうが、保証も手厚いし安心できますね。
ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンなどの充電式デバイスも中古で買うのはオススメしません。
ワイヤレスイヤホンなどは、内蔵バッテリーが小型で劣化しやすい上、劣化したときに交換ができません。
せっかく買ったのに充電が持たなくてまともに使えず、中古で購入した金額とメーカーに修理を頼んだ金額で、新品の価格を上回ってしまうことも考えられます。
基本的には新品での購入をオススメしますが、中古で買う際は、バッテリーなどの状態の確認をよくするようにしましょう。
スニーカー
スニーカーなどの靴は、経年劣化でソールが剥がれ落ちたりすることがあるので、中古で買うのはオススメしません。
見た目がきれいなスニーカーでも、長い間履かずにしまっておいたものは加水分解が起きていて、ソールがボロっと剥がれたり割れたりすることがよくあります。
もし中古で買うのであれば、実店舗で実物をよく見ることを強くオススメします。実際に手に取って、ソールを強めに曲げても剥がれないか確認してください。ソールに爪を立てて、爪の跡が残ってしまうものも加水分解が進行している恐れがあるので避けたほうがいいです。
中古品を買うなら状態の確認をしっかりと
中古屋さんで働いていた経験から、生活家電類・ワイヤレスイヤホン・スニーカーの3つを中古で買うのをオススメしないものとして挙げさせてもらいました。
オススメしないと言いつつも、挙げたものの中には状態の良い中古品も必ず存在するので、もし購入するときは状態の確認をしっかり行ってください。
中古品の状態を見極めるのは、慣れによるところも大きいので、もし失敗してしまっても「勉強代になった」と割り切れる気持ちも大事だったりします。
自信がない人や余計な出費を避けたい人は、上に挙げた3つは新品で購入することをオススメします!