以前DIYしたPCデスクによって置けるモノが増えたため、卓上にスピーカーを設置した。
設置後、しばらく音楽鑑賞やゲームなどでスピーカーを鳴らしてみたところ、机自体が低音で共振しているのが気になる。
スピーカーの共振対策として有効なのがスピーカースタンドだけど、専用設計のものは単純な構造な割に値段が張る。
そこで、スピーカースタンドをレンガでDIYしてみたところ、かなり低音の共振を減らすことができたので、ご紹介していきたい。
直置きのデメリット
スピーカーを卓上や床に直置きするのには様々なデメリットがある。
まずは僕が感じたように、低音が共振してしまうこと。
低音域が共振してしまうと、余計な低音が出てしまう。
余計な低音は他の帯域の音をマスキングしてしまい、全体の音像がスッキリしない音になる。
そして、2つ目は適正な高さに設置できないということ。
一般的にスピーカーの音を正確にリスニングするには、高さを自分の耳に合わせるといいと言われている。
スピーカースタンドを使えば、上記のデメリットを簡単に解消できると聞き、今回の作業をすることにした。
材料を準備
材料はホームセンターと100均に行けば簡単に手に入る。
- レンガ x4
- ゴムマット x1
- フェルトシール x1
レンガはホームセンターで1個120円ほど、ゴムマットとフェルトシールはダイソーで購入。
合計700円ほどで、すべての材料が揃った。安い。
ネットで買うより、実店舗のほうが安く買えるはず。
設置方法
DIYとは言いつつも、作業は単純、買ってきたものを順番に置くだけ。
- スピーカーの大きさに合わせてゴムマットを切る
- スピーカーの底面四隅にフェルトシールを貼る
- ゴムマット→レンガ→スピーカーの順で重ねる
以上になります。
ハサミさえあれば誰でも作業可能!
実際に鳴らしてみた感想
レンガの上にスピーカーを設置後、いつものように音を鳴らしてみると、気になっていた低音の共振が激減した。
700円ほどの金額でかなり簡単な作業だったので、ここまで効果があるとは思ってなかった。
机に逃げていた低音が、しっかりとスピーカーに収まっているイメージで、キックやベース等が以前よりタイトに聞こえてくる。
ぼやけた低音がタイトになったおかげか、各パートの定位感もハッキリした印象。
やっぱり、スピーカーの直置きって良くないんだなと再認識する結果に。
かなり安くて簡単な作業だったのに思った以上の効果を得られたので、これはぜひおすすめしたい。
DTMのミックス作業なんかも正確なリスニングが求められるので、まだスピーカースタンドを使っていない人は、レンガスタンド、ぜひ試してみてほしい