【カナダ】生きていくのに必要な仕事と家の探し方【ワーホリ】

カナダワーホリ記

2ヶ月間の語学学校生活の終わりは住む家を失うということでもあります
通学期間中はホストファミリーのもとで食事と部屋が提供されていますが、学校が終われば家を出なければならず、自力で生き抜かなければなりません。

カナダでの生活を継続するためにお金と住む場所の確保はマストですが、英語力が低い僕には相当なハードルです。カナダに渡航するにあたって1番の不安要素はこれでした。

そんな低英語力の僕がいかにして仕事をゲットし、住む場所を確保したのか紹介していきたいと思います。

 

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英語が下手なら仕事する場所は選べない

残念ながら語学学校に2ヶ月通ったからといって、もともとの英語力がなければ仕事で通用するほどの英語力を身につけるのは難しいと思います。
英語をほとんど話せない人が英語でのコミュニケーションが必要な接客業などの仕事に就くのは難しいです。

高度な英語スキルを必要としない仕事の選択肢としては、農家の収穫やパッキングなどの単純作業ホテルなどのハウスキーピング日本食レストランのキッチンなどが挙げられると思いますが、これらの求人も場所によっては見つけるのが大変です。

僕は当初、ケロウナ周辺で主に上記の職種の求人を探し片っ端からコンタクトを取っていましたが、なかなかうまく行かず面接にすら辿り着けませんでした。

そこで、仕事を探す範囲を広げて、仕事が見つかった場所に移動することに決めました
最初は住む場所を決めてから仕事を探そうとしてましたが、逆に仕事を見つけてからその場所で家を探すという方向に舵を切って、結果的に仕事と家の両方を確保することに成功しました。

この身一つでカナダに渡航してきたので、その場に留まる理由もないし、むしろ色んな場所を見れた方が良い経験にもなると思い、そう決断するに至りました。

 

求人サイトで仕事探し

主に上記のサイトで求人を見て仕事を探していました。

JPカナダはカナダに居る日本人向けのコミュニティサイトで、仕事の求人から家探し、モノの売り買いなど、カナダで生活するにあたって役立つ情報が日本語で得られる便利なサービスです。

Job Bankはカナダの政府が運営している求人サイト。
カナダに来た外国人向けの求人も掲載されていたりするので、はじめての英語での仕事探しや情報収集にいいと思います。

Indeedは日本でもおなじみの求人サイトで、求人の掲載数が多いのが特徴です。
その地域にどんな求人があるのかなど、最初の情報収集にも使えると思います。

まず、IndeedJob Bankの求人を見て、ケロウナ周辺で自分が出来そうな仕事の見当をつけつつ、応募できるところには片っ端から応募していきました。しかし、結局はこの2つのサイトで応募したどの求人からも返信を貰うことはできませんでした
なんとなく、というか若干のくだらないプライドで、まずは全部英語を使って仕事探しをしようとしてましたが、成果を得られないまま1週間程経過し、結局は日本人のコミュニティサイトであるJPカナダで仕事を探し始めることに。
JPカナダで仕事を探し始めてからはトントン拍子でことは進み、2件目の応募に返信を貰うことができて、そのままの流れで採用されました。

まさか2件目の応募で採用してもらえるとは思ってもいなかったので驚きましたが、こればっかりはタイミングなので、やはりめげずにいろんな手段を使って、数撃ちゃ当たる的な心構えで仕事を探すと良いと思います

ちなみに求人サイトを利用した仕事探しの他に、お店に直接レジュメ(履歴書)を渡しに行くという方法もカナダではメジャーです。
もしJPカナダでも仕事が見つからなかった場合は僕もその方法にチャレンジしてみる予定でした。(ビビって後回しにしていただけ。)
勇気、活動力がある人は最初からレジュメ手渡し作戦でも良いと思います。むしろ、インターネットで仕事を探すよりも効率がいいかもしれません。

そんなこんなで僕はブリティッシュコロンビア州のネルソンという街で働き始めることが決まりました。

 

家探しはFacebookで

ネルソンで働くことが決まったので、早速家を探さなければいけません。
カナダで家を探す方法なんて見当もつきませんでしたが、どうやらこちらでは家探しにFacebookを使うのが割とメジャーな方法なようです。採用してもらった職場のオーナーが教えてくれました。

Facebookには地域の賃貸情報などを共有するグループが存在して、そこに参加して自己紹介と一緒に「家を探してます」的な投稿をすることによって、物件のオーナーからオファーを直接もらう、といったような感じです。

早速実践してみると、幸いなことに投稿して数日間で複数のオーナーから連絡をもらうことができて、その中から家賃や立地などを比較して自分に合うオファーを選ぶことに。
ケロウナにいるうちに部屋探しを始めたので実際に部屋を見に行くことができないため、部屋の様子などはすべて写真を送ってもらって確認しました
内覧ができないのは不安ですが、こればかりは運だと思います。基本的には内覧はできる限りたくさんするべきだと思います。僕の場合は引越し先が車で4時間半程かかる場所で気軽に行くことができず、尚且つ仕事が始まるまでの期間も短かったので、このような流れになりました。
内覧無しで良い部屋を探すことができてほんとに安心しました。

ちなみに、BC州内は基本的に家賃がめちゃくちゃ高いので、探すのはルームシェアの物件になると思います。僕の物件も自分専用の部屋はありますが、キッチン、バスルーム、リビングルームは他の人達とシェアしています。

他にもグループ内で物件のオーナーが借り主を募集している投稿もあるので、そこに自分から連絡を取りにいくという方法や、FacebookのMarketplaceに掲載されている物件情報に連絡を取るといったような方法もあります。
日本とはまるで違った部屋の探し方で驚きましたが、基本的には物件のオーナーと直接話を進めていくので効率が良いしシンプルでわかりやすいです。

 

流れに身を任すのも大事

以上が僕が仕事と部屋を手に入れた方法です。
JPカナダでたまたま見つけた求人に応募してネルソンという街に住むことが決まったわけですが、この街がとてもおもしろい。公共交通機関で辿り着くのがなかなか難しいような陸の孤島のような古い街、たまたま仕事があったから住むことになりましたが、とても気に入っています。

知らない土地(しかも情報があまりないような僻地)に単身で住み始めるのはとても怖いことですが、せっかく広大なカナダに来たからにはいろんな体験をしたいと思い、流れに身を任せて仕事を探し、部屋を決めました。
ワーホリに於いては特に、眼の前の状況や可能性に心を開いて、そこに乗っかっていくような姿勢が大事なのかもと思った一連の体験でした

ネルソンという街は本当に不思議な魅力が沢山あるので、また別の機会に紹介できたらと思います。

 

この記事を書いた人
KS

元バンドマン
音楽、DIY、アウトドアやバイクが好きな27歳男
人生に悩んでカナダに逃避行中
身の回りのあれこれをマイペースに更新していきます。
お問い合わせは↓まで
tawashi0805@gmail.com

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