【ラッカー塗装】半端な覚悟で素人がギターリフィニッシュに手を出した結果【着色・研磨編】

DIY

前回までで下地作りまでの工程を書いてきました。

どうにかこうにか塗装の下地作りを終えたら、やっと着色の作業にたどり着けます。
ここまでが長かった。

やっとの思いでたどり着いた着色作業は割と楽しみながらできました。

焦らずじっくりを徹底したおかげで、大きなミスもなく作業できたので良かったです。

 

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実際の作業

今回の工程は主に

  1. プラサフの吹付け
  2. 茶色のラッカースプレーの吹付け
  3. 仕上げの研磨

この3つです。

今回の塗装は白の層茶色の層で2層の塗装です。

塗装作業は天気が良くて温かい日に行うのがいいです
天気予報要チェック

 

①ホワイトプラサフの吹付け

茶色を吹き付ける前に、発色を良くするために一旦白で塗りつぶしました。

おそらく、普通のラッカーの白スプレーでも全然問題ないけど、プラサフのほうが隠蔽力が高いイメージがあったので、今回はプラサフを選んでいます。

前回の下地作りで、ラッカー塗料の厚塗りのしすぎの怖さを知ったので、慎重に薄く少しずつ塗料を吹き付けていきます。
少なすぎるかな?くらいがちょうど良さそう。

スプレーの吹き付け方は以下の感じ。
動かす速度は秒速30〜40cm位を意識しました。

1回できれいに着色しようとせず、薄く吹き付けるのを何回も繰り返します
焦らずじっくり色を乗せていきます。

カッタウェイ部分や、ボディの角コンター部分は平面に比べると吹き付けにくく、塗装が薄くなりがちなので、しつこめに吹き付けをしました

吹付けの合間の乾燥時間は45分ほど

完全に白く塗りつぶすのに、プラサフを丸々2缶ほど使いました

薄く回数を分けて吹き付けると、時間はかかりますが失敗は少なそうです。

茶色のラッカースプレーの吹付け

プラサフの塗装が終わったら、いよいよ最後の塗装作業です。
茶色のスプレーを吹き付けていきます。

ここまで来るのが本当に大変で最後に目的の色を乗せられるのが嬉しかった。

使用したのはアスペンのラッカースプレーです。

下地に使用した298円のラッカースプレーと比べると、垂れにくいし、噴射した塗料の粒子も細かく作業しやすかったです
オススメです。

作業途中の写真が消えてたので、いきなり塗装完了時に撮ったものになってしまいました。

作業の要領はプラサフのときとと同じです。

もし、塗装中に小さなホコリが付着してしまったら、乾燥後1000番程度のペーパーで削り取り、再度そこを塗装します
どうしても小さなホコリは付着してしまうものなので、あまり神経質にならなくて大丈夫。仕上げの研磨が終わったら、付着したホコリは特に見当たらなかったです。

今回のリフィニッシュはトップのクリアコートは行わず、この茶色の層を研磨して艶を出していくので、気持ち厚めに塗装しました。3缶使い切るくらい。

どんどん目的の色に変わっていく様がとても楽しかったですが、ここまでの苦労をふっ飛ばすほどは楽しくはなかったです。

塗り終わったら、研磨まで1週間くらい乾燥させました。

仕上げの研磨

スプレーを吹き終わった表面は写真の用にザラザラしています。
艶を出すためにこの凹凸を平坦にして、コンパウンドで磨き上げました。

まずは800番の耐水ペーパーで撫でるように表面を削っていきます。

凹凸がなくなったら1500番の耐水ペーパーで更に磨く。

続いて2000番。徐々に艶が出てきました。

2000番の次はメラミンスポンジで研磨
ここでやっと白っぽさがなくなってきました。

そしてラストはコンパウンド
たまたまインパクト用のバフがあったのでそれを使いました。
ひたすら手磨きでも大丈夫だけど、めちゃくちゃ大変そう。

こんな感じで、無事ピカピカの塗膜を作ることができました

よく見ると細かなキズはあるけど、どうせ使ってればキズは付くものだし、そんなに神経質にならずに終わりにしました。

それににしても、ここまで大変だった。
最後の研磨工程は終わりが見えてきて嬉し楽しな感じだったので写真が多いです。

 

今回の記事はここまで。
次回は最終回、完成・感想編です。

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