僕が今使っているスピーカーのDIATONE DS-200Z、「イマイチいい音がしないな」と思っていたら、ウーファーのエッジがカッチカチに硬化していました。
そこで調べてみると、500円ほどで簡単に硬化したエッジを柔らかくする方法を発見。
試してみたところ、エッジはしっかり柔らかくなり、音質もかなり向上して大満足です。
エッジが硬化したスピーカーはハードオフのジャンクコーナーでとても安く売っていることも多いので、それを直して使えばかなりお得にスピーカーを手に入れることも可能です。
今回は、スピーカーの硬化したエッジの直し方をご紹介していきます。
エッジの硬化にはブレーキフルード
スピーカーのエッジの硬化の直し方を調べてみると、ブレーキフルードが効果的との情報を発見。
実際にAmazonでブレーキフルードを調べてみると、本来の用途ではないスピーカーエッジの修復に使用したというレビューがたくさんありました。
しかも、スピーカーの修復に使用したというレビューには軒並み☆5がついていて、ブレーキフルードを使用した修復の信頼度はかなり高い。
お値段も460円とかなりお手頃だったので、購入して試してみました。
実際の作業
ブレーキフルードの使用方法は硬化したエッジに塗り込むだけ。
綿棒にブレーキフルードをつけて、まんべんなく垂れない程度にエッジに塗っていきました。
1回塗った程度では効果はないようなので、塗っては乾燥のため数時間放置を繰り返し、エッジの様子を見ながら塗布を繰り返す。
5回目の塗布でエッジが概ね柔らかくなったので、最後に指で触って少し硬さが残っているところにブレーキフルードを塗布しました。
以上で作業は終了。
2日間かけてじっくり進めました。
カチカチだったエッジが、綿棒で軽く押すだけで凹むくらい柔らかくなりました。
鳴らしてみると変化にびっくり
エッジが柔らかくなったところで、早速設置して鳴らしてみた。
以前は腰高で芯のないような音だったけど、作業後のスピーカーは豊かに低音が鳴り、とても活き活きとした音に変わっています。
元気のない音から一気に若返ったような音になり、音の分離もいいし、音楽的なグルーブを感じ取ることができるようになった印象です。
ブレーキフルードで、かなり劇的な変化を感じることができました。
500円以内でこの結果は、かなりコスパ高し。
手持ちのスピーカーのエッジが固くなってしまったり、ジャンク品でエッジが硬化したスピーカーを見つけたら、試す価値アリじゃないでしょうか。
ぜひ挑戦してみてほしいです