【AKG K371】とりあえずこれを選べば間違いなしなモニターヘッドホン【高コスパ】

DTM

以前モニター用に使っていたヘッドホン(SONY MDR-Z600)を紛失してしまったため、新しくモニターヘッドホンのAKG K371を購入。

MDR-Z600は実家にずっと置いてあったのを譲ってもらったもので、音の善し悪しなどはあまり考えずに使っていた。

いざ購入したAKG K371を使ってみると、装着感、音質など様々な点でMDR-Z600より優れていて、「ヘッドホンの違い」を実感する結果に。

そんなAKG K371、まだ使い始めて1週間ほどですが、「これを選べば間違いなしなヘッドホン」だと思ったので、ご紹介していきたい。

12,000円でこの品質は驚き。

 

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AKG K371のスペック

構造密閉型
再生周波数5Hz〜40KHz
インピーダンス32Ω
イヤーパッド脱着式オーバーイヤー型 合皮
入力コネクタ3.5ミリ ステレオミニプラグ
ケーブル脱着式 ミニキャノンケーブル
重量256g(ケーブルを除く)
付属品ケーブルx3(1.2mストレート 3mストレート 3mカールコード)、プラグアダプター、ポーチ
販売価格約12,000円

ざっくりですがK371のスペックはこんな感じ。

  • 密閉型で音漏れがしにくい
  • 広い再生周波数
  • リケーブルが容易な脱着式

スペックから見るK371の魅力は主にこの3点。

他にはヘッドバンドやヒンジ部分に金属パーツが採用されていて、見た目に高級感があるだけでなく、剛性もしっかりしている

ただ、スペック表を見て想像するのは誰でもできるので、実際の使用してみてよかった点などを以下で掘り下げていきたいと思う。

 

フィット感が絶妙

肉厚なイヤーパッド
イヤーカップを180°回転させてコンパクトに収納することも可能。

 

まず開封して装着してみて感じたのは、「優しい装着感」。

AKGが初めて採用した楕円形のイヤーカップ、大きめで肉厚なイヤーパッドのおかげで、「しっかりフィットしつつも、疲れにくい使用感」が実現されているようだ。

密閉型ということも相まって音も漏れもあまりしないので、家の中だけでなく、外で気兼ねなく使うこともできる。

側圧も強すぎず弱すぎずな絶妙なバランスで、頭を下に向けてもずれたり落ちたりすることはなく、しっかりと良いポジションを保持してくれる。

重量も軽いので、ヘッドホンのせいで肩が凝ったりするようなこともなく、快適な装着感を体感できる。

音の分離感、再生帯域幅◎

モニター用に買ったヘッドホンなので、音も超重要なポイント。

宅録のミックスや普段の音楽のリスニングで使用しているけど、どちらの用途でもAKG K371は音も素晴らしい

スペックにも書いてあるように、低域から高域までバランス良くきれいに鳴らしてくれる印象で、過度な味付けもない素直な音がする。

また、音の分離感も良く各パートや定位の聞き分けも容易に出来るので、ミックス作業もとてもやりやすい。

ジャンル問わず、繊細に淡々と原音を忠実に再現してくれるので、ずっと聞いていても疲れは感じず、音の面でも長時間使用できるヘッドホンだと感じた。

AKGのコンデンサーマイクを使ったときも似たような印象を受けたので、「繊細な音」はブランドの特色なのかもしれない。

リスニング用としても十分活躍してくれる高音質だけど、味付け濃いめの音が好みの人には物足りなく感じるかもしれない。

K371をリスニング用途だけに使おうとしているなら、その点考慮しておくべきだと思う。

 

脱着式のケーブルがすごく便利

初めてケーブルが脱着式のヘッドホンを使用したけど、これがすごく便利。

K371には

  • 1.2mストレートケーブル
  • 3mストレートケーブル
  • 3mカールコード

この3種類のケーブルが付属しているため、ギターの録音をするときには3mカールコードを使用したり、外で音楽を聞くときには1.2mストレートケーブルを使用したりと、場面に応じてケーブルを選ぶことができる

また、ヘッドホンを持ち出す際も本体からケーブルを外せるので、ケーブルに変なクセが付く心配もないし、ケースへの収まりも良く安心。

音質に拘りたい人は、社外製のケーブルに変えて自分好みにカスタマイズすることも容易なので、ケーブルが脱着式のヘッドホンはどんな人にも利点がたくさんあるはず

 

【まとめ】K371は誰にとっても間違いのない選択肢

AKG K371、購入してから1週間ほど使用していますが、すっかりお気に入りのヘッドホンになった。
ミックス作業時のみならず、外出時にも欠かさず持っていって音楽を楽しんでいる。

高級感ある見た目も良いし、音も良い、携帯性も良い。
ここまでの優等生が12,000円で買えるとは思っていなかった

それといった欠点も今のところは感じていない。

リケーブルも出来るので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで様々な人が楽しめるヘッドホンではないかと思う。

初めてモニターヘッドホンを買いたいという人のみならず、現状のヘッドホンに不満がある人にも、AKG K371はおすすめできるヘッドホン

発売から2年ほどと、まだデビューして日が浅いヘッドホンですが、新たな定番商品になりうる実力を持っています!

 

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