以前、M1 MacBookでWavesのプラグインをLogic Pro Xで動かせたという報告を記事にしたので、今回は現状の僕が使っているオーディオインターフェイスなどの環境を紹介したいと思います。
そして、今のインターフェイスの買い替えを検討しているため、今発売されているオーディオインターフェイスのM1チップへの対応状況もいくつか調べてみました。
今使っているオーディオインターフェイス
僕は今、第一世代のFocusrite Scarlett 18i20というインターフェイスを使っています。発売が7、8年前でとても古い機材ですが、以前使っていたiMacから引き続き使うことが出来ています。
現行機種は↓
接続にはAliExpressで購入した激安USBハブを使用しています。1400円くらい。安すぎて怖かったけど、現状オーディオインターフェイスの接続以外にも普通に使えています。HDMI出力もできるすぐれもの。
この機材とLogic Proで8トラック同時録音を何回か行いましたが、途中で音が途切れたりするようなこともなく、無事録音が出来ました。
Scarlett 18i20はとても古いインターフェイスのため、買い替えを検討しています。人気があるメーカーの現行のインターフェイスのM1チップへの対応状況も調べてみました。
インターフェイスの対応状況
オーディオインターフェイスを販売するメジャーどころのメーカーの対応状況を以下にまとめました。
Focusrite
まずは僕が使っているScarlettシリーズを作っているFocusrite社から。
公式サイトには「検証中のため動作保証はしない」とありますね。僕のインターフェイスが使えているから、殆どの場合は大丈夫そうではあるけど、メーカーとしては万が一に備えてこのようにアナウンスしているのでしょう。
Steinberg
こちらも、「M1チップの動作確認が取れるまで導入は控えてください」とあります。公式サイトのアナウンスはこちら
Audient
手の届きやすい価格ながら、音質に定評のあるAudientのオーディオインターフェイス
メーカーよりM1チップへの対応がアナウンスされています。
同価格帯では他の追随を許さないほど音質が良いという意見もよく目にするので、個人的に気になっているブランドの一つです。
PreSonus
英語のサイトしか見当たりませんでしたが、PreSonus社は「今はアップルシリコンのMacでPreSonusの製品を使うのはオススメしません」と言っています。一応インターフェイスに関してはM1 Macで動かすことはできるらしいです。
公式サイトのアナウンスはこちら
Presonus製のすべてのUSB接続する製品のサポートが発表されています。
Roland
Rolandは調べたメーカーの中で唯一、M1 Macに対応していると明記している製品がありました。ものによっては検証中だったり、動作しないものもあるみたいです。公式サイトのアナウンスはこちら
検証中だったUA-1010とUA-1610の対応が確認できました。
Behringer
貧乏DTMerの味方Behringer、まだすべての製品でM1 Macでの動作は検証中のようです。しかし、以前友人宅でUM2というインターフェイスを借りたときは、エレキギターの入力、録音はできました。
インターフェイスの導入は自己責任で!
殆どのメーカーは、「M1 Macでの動作は検証中」とアナウンスしています。僕のように家に前からあったものを使ってみるなら、動作しなかったときのダメージは少ないけど、新しく買ったものが使えなかったら悲しいです。
M1 Macでオーディオインターフェイスを導入するときは慎重に!まあ、ほとんど大丈夫だとは思います。というのが僕の意見ですが、導入は自己責任でおねがいしますね。
心配な人は公式にM1でも使えるとアナウンスしているRoland社製のオーディオインターフェイスの購入がおすすめ。